各地における雨量計の設置の方法について

雨量計とはその名の通り、降水量を計る機器の事です。基本的な仕組みは、漏斗状の受水器を用いて観測します。日本では漏斗の直径は20センチです。寒冷地では、受水器など降水に接する部分にヒーターを備える事で、雪などの氷晶による降水も測る事ができます。また、受水器に入る直前や直後に雨や雪が風で飛ばされて観測に誤差が出るのを防ぐ為に、小型の防風柵が取り付けられている場合もあります。公共的な気象観測には、検定に合格した雨量計が使用されます。貯水型と転倒ます型式がありますが、両者の相違点は受水器で集めた雨水の測定方法によるものです。雨量計の仕組みを理解する為に、簡易的な雨量計を作ってみる物いいですね。家庭にあるもので簡単に作る事ができるので、子どもと一緒に作ってみるのもおすすめです。

雨量計の仕組みを理解する為に自作してみましょう

雨量計の仕組みを理解するために、簡単な雨量計を作ってみましょう。用意する物は、1.5リットルと500ミリリットルのペットボトル、30センチ程の定規、油性ペン、カッターナイフ、接着材、板、目盛りです。まず1.5リットルのペットボトルを下から20センチ程の場所で切り離します。この時、くびれている部分は避けてください。切り離したら、底を2センチ程切ります。底の部分は使わないので棄てましょう。次にペットボトルも下から15センチ程で切り離します。口の部分は使いません。切り離したら、目盛りをまっすぐにつけます。底から2センチ程開けましょう。目盛りをつけたら、1.5リットルの筒状の方に下から入れ、口の部分をさかさまにして入れ込みます。風で飛ばされない様に接着剤で板に固定すれば、完成です。観測前に、目盛りゼロの部分まで色付きの水を入れておきましょう。

各地の雨量計の設置方法について

ここからは、基本的な雨量計の設置方法を見ていきましょう。基本的に600平方メートルの開けた平らな土地に設置します。地面と水平に、地表近くに設置します。また、跳ね返りを防ぐ為に、周囲1メートル四方に芝生を張って刈り込んでおきます。しかし、必ず条件を満たす場所とは限りません。その為、上記以外の場所に設置する為の条件も明記されています。まず屋上では、吹き上げの影響を受けない様に10メートル四方内に設置し、突起物がある場合は高さの4倍以上離れた場所に設置します。また、地面からの跳ね返りを防ぐ為に、1メートル四方に人工芝を張ります。孤立した高いビルの場合は、風よけをつける必要があります。窪地などでは周囲に排水を巡らせるか、設置場所を高くしておきます。積雪地域では、鉄塔を用意してその上に取り付ける事もあります。この様に、正確な観測を行なう為に、細かく条件が定められているのです。